東のうなぎの日記

こんにちは!東のうなぎです!読んだ本や野球に関して徒然なるままにかいていきます!

イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく」を読んで

www.amazon.co.jp

こんにちは!東のうなぎです。今回は読んだ本に関しての感想になります。

 

イケダハヤト「年収150万円で僕らは自由に生きていく」(2012)星海社

 

 まず筆者のイケダハヤトさんは1986年生まれでアフィリエイト情報商材販売などで生計を立てている「プロブロガー」のかたです。企業に属さない形の生活という点で、注目を集めています。公式Twitterを見るとYouTubeコンサルタントもされているようです。

 

 本の内容としては、より高い年収やより高い生活という限りがないものを求めるのをやめて、自分の身の丈の中でしっかりと周りを大切にしていこう、という感じでした。イケダハヤトさん自身、大学卒業とともに大企業に就職するのですが、その企業が合併して他企業に吸収されるなどしたときに、企業は利益を出していないのに自分自身の給料はどこから出てきているのだろうか。これは保証されているのだろうか。という疑問を持ったことがキーポイントになったようです。

 

 イケダさんの考え方の特徴としては、性善説的な考え方とお金を介さない関係性を大切にしたいという点にあると感じました。NPO団体に対するマーケティング支援などに従事されていたり、プロボノという専門性を持ったボランティアをされているようで、対価を得ずとも社会に貢献することが「働く」という意味で、企業のなかにいては忘れがちになってしまう部分を大きく感じることができるとしています。

 

 まず、性善説的と評したのは深い意味ではなく、人が人を助け合うことは当たり前のことであり、その連鎖によって社会はよくなっていくという思いを感じたというところにあります。近年見た目を気にするホームレスや支援を受けることを拒否して餓死してしまう貧困者という話を耳にすることがあります。体裁や他の人に迷惑をかけてはいけないということを考えすぎて助けを求められず、孤独になっていってしまう事案が増えてきてしまっています。それに対して、困ったときは素直に助けを求めよう。隣近所に頭を下げて食べ物を少しもらったり、ということを通じて危機を脱し、そのあとに恩返しをすればよいというのがイケダハヤトさんの考え方であり、他にも2チャンネルの創始者である西村博之さんも同じことを著書などで述べています。

 

 「資本主義経済・自由経済」というのはだれしも聞いたことのある言葉ですが、これによって豊かにもなり、苦しくもなっています。例えば自分の子どもを家で育てることと、ベビーシッターに見てもらうこと。行為としてはどちらも「子供を育てる、お世話をする」ことで同じですが、ベビーシッターを利用した場合は対価が発生するため、経済を回していることになり、お金を伴うことから「働く」と表されます。家事をするお母さんは同じことをしても働いているとは言ってもらえないでしょう。

 要は、お金を介することが至上になってしまっているわけです。そうすると年収が高いほうがより多くサービスを受けることができるために良いとされるわけです。

 

 題名にある「年収150万円で生活する」ことは不可能ではありません。5万円程度の家に住み、毎月の食費を2万円以下に抑えるなどすれば貯金や贅沢はできませんが、実現可能な生活です。もっと言うと田舎に住み、野菜を育てて近所の人と互いにおすそ分けしあったりすれば十分可能でしょう。

 

 どのような生活をするかをある程度自由に選べるのが自由経済のメリットであるため、もちろんお金を稼いでおいしいものを食べる生活もよいと思います。ただし、会社というものに頼りすぎることなく、個人でも年収150万円程度稼げるようなスキルは身につけておきましょうということですね!

 

 

各メーカーのプロテインの特徴は? 味、におい、値段など ~DNS、ザバス、ビーレジェンド編~

 こんにちは!東のうなぎです。

 数年前からライザップの影響もあって筋トレが一般化され、多くの人が趣味として楽しむようになってきていますね。ジム自体の数も街に増えつつあり中心地では駅直結で会社帰りに気軽に行けたり、24時間営業によっていつでも筋力トレーニングができる環境が整っています。

 そして筋力トレーニングのお供といえば プロテイン ですね。最近では美容に良いなど様々な効果が言われていますが、基本的にプロテインとは字のごとくたんぱく質のことです。すごく簡略化して説明すると筋肉はタンパク質から生成されます。そして筋力トレーニングをしたあと30分が一般的にゴールデンタイムとよばれ、筋肉がたんぱく質を欲し、たんぱく質によって筋肉を作ろうとする時間になります。そのため筋力トレーニングをした後すぐにプロテインを飲む人が多いのです。

 

 プロテインを販売している会社は何社もあり、値段も味も多種多様です。正直どれを選んでいいのかわからない、、、状態です。

 今回は筋トレ歴数年の筋トレ初心者の僕が今までに飲んだプロテインの味やにおい、値段について書いていきます。今からプロテインを買おうとする人の参考になればと思います!いろいろ紹介しすぎても迷ってしまうと思いますので有名メーカー3つに絞って紹介したいと思います。 

 

1 DNSホエイプロテイン カフェオレ味

             

 一つ目はDNSホエイプロテインです。スポーツ用品店などでも取り扱われることの多い種類なので目にしたことがある方も多いかもしれません。タンパク質含有量は1食33gあたり25gです。

 一番目に紹介した理由はとにかく「味」です。僕はカフェオレ味を飲んだのですが、とにかくおいしい。プロテインは水か牛乳で割ることがほとんどなのですが、一部の商品では味の悪さやにおいから水溶きでは飲むのがツライということがあります。しかし、DNSプロテインは水で割ってもすごくおいしくとても飲みやすい商品になっています。

 プロテイン独特の臭みもなくカフェオレのような味がほんとにします。「おいしくないと飲めない」という方には非常におすすめです。そこそこ甘みも強いので反対にそこまで甘くないほうが良いという方にはおすすめしません。

 値段はAmazonで6,300円(2019年6月初旬現在)なのでかなり高めですが、少し前は3,000円台でも買えたので時期によって値段が変動するかもしれません。

 

2 明治ザバス ホエイプロテイン ココア味

             

 二つ目は明治ザバスホエイプロテインです。かなりオーソドックスで往路テイン会の中ではもっとも有名といってよいのではないでしょうか。タンパク質含有量は1食21gあたり15gです。

 このプロテインはおそらく最も万人受けするプロテインだと思います。プロテインを飲みなれていない人から様々な種類を飲んでいる人までおいしくないと感じる人は少ないのではないでしょうか。味として最もおいしいのは牛乳に溶かしたときで、水で溶かすと少し薄味ではありますが、そこまで気にならないですし、水の量を減らすことで濃さの調整もできます。

 また、ザバスプロテインの特徴は溶けやすさにもあります。他メーカーのものよりもかなり溶けやすく、飲み終えた後のシェーカーの汚れも少なく、匂いもきつくありません。ですので初心者の方にこそおすすめしたい商品です。

 値段はAmazonで大体4,000円程度。プロテインの中では中間くらいの値段に位置します。

 

3 ビーレジェンド メロン味

             

 三つ目はビーレジェンドホエイプロテインです。中でもメロン味について今回は紹介します。ビーレジェンドもプロテイン界ではかなり有名なメーカーで、多種多様な味があることで知られています。タンパク質含有量は1食分で約20g以上。

 ビーレジェンドといえば多種多様な味と、それぞれの独特な名前が印象的なメーカーです。今回のメロン味も正式名称は「めろめろメロン味」です。僕は何種類かビーレジェンドのプロテインを飲みましたが、メロン味が一番おいしく感じました。牛乳に溶かすと炭酸のないメロンソーダの味がします!ただ、甘ったるいこともなく水でもおいしく飲むことができるためかなりおすすめです。

 正直ビーレジェンドのチョコ味は匂いがきつく、水溶きでは飲めなかったのですが、メロン味は嫌な臭いもありませんでした。ただ、かなり甘い虫が寄り添うな(笑)匂いがするので保管に注意したほうが良いのと、甘い匂いが嫌いな方にはあまりおすすめできません。

 ビーレジェンドは様々な味があるため、いろいろ飲んでみたくなりますが、そこがプロテイン沼の始まりです(笑)。いろいろな味を飲んで自分に最も合うフレーバーを探すのもプロテイン選びの醍醐味でもあります。

 値段はAmazonで4,000円を少し切るくらい。ザバスと同じでプロテイン界では中間に位置します。

 

 最後にまとめると味は正直ばらつきがあるため簡単には順列がつけづらいところがあります。安定的にどの味を選んでもおいしいのがザバスDNS、味に差があるけどめちゃくちゃハマったりするのがビーレジェンドです。

 においは、ザバスDNS>ビーレジェンドの順で癖がありません。

 値段は、ビーレジェンド>ザバスDNSで手が出しやすいです。ビーレジェンドは味によって値段も変わりますが総じて安めの印象があります。メールアドレス等を登録するとビーレジェンド本体から買うこともでき、そうするとAmazonなどで買うよりもそこそこ安くなるのでお勧めです。

 

以上、今回は3社のプロテインについて紹介しました。別の記事でその他メーカーのものについても紹介したいと思います!

 

 

~2019年ドラフト候補を勝手に予想・紹介~ 第三回 岡野 祐一郎 東芝

www.youtube.com

こんにちは!東のうなぎです

今回は社会人野球東芝の岡野祐一郎選手についてです。

 

岡野祐一郎 投手 東芝 (180cm 85kg)

聖光学院高校 青山学院大学 東芝(三年目)

 

 岡野投手は聖光学高校から青山学院大学を経由して東芝に入社した選手です。聖光学院時代は甲子園でも活躍しています。現阪神タイガースの歳内宏明選手の一学年下、元オリックスの園部聡選手の一学年上になり、第94回全国高校野球選手権大会では2回戦で敗退しています。青山学院大学も毎年のようにプロ野球選手を輩出している強豪チームですのでアマチュア野球界のエリート街道を歩んできた選手でもあります。

 

 投手としての特徴は140㎞前後のストレートを中心にコントロール良くコーナーを攻めるタイプの投手です。起用は先発が多く長いイニングを安定して投球することに長けており、高校時代からエースとして活躍してきたところにはそのような試合運びのうまさもあったのでしょう。

 

 一方で投手としてまとまりすぎているような印象もあります。コントロール良く各球種を自在に操るタイプはプロ野球界にも数多く存在しますが、それぞれに特徴のようなものがあります。楽天イーグルス岸投手のカーブ、ソフトバンクホークス東浜投手の亜大ツーシームなど、日本ハムファイターズ金子投手は毎年のように決め球を作り上げてきます(彼は元々直球に力があるタイプでしたが、年齢とともにモデルチェンジしてますね)。岡野投手は昨年が社会人としてのドラフト解禁年であり、かなり有力候補であったのですが、指名が見送られることとなった要因は、おそらく決め球に欠ける点とそれを補うほどのスピードボールがなかったという点にあると考えられます。

 

 近年社会人三年目以降、年齢でいうとプロ入り時点で既に25歳を超えている選手の指名も増えてきています。西武ライオンズの森脇投手や横浜DeNAベイスターズの大貫投手がそれにあたります。両者に共通していえることは豊富な経験からマウンド捌きが落ち着いていることと、コントロール良く四球から自滅しないタイプであることです。大貫投手はローテを守り登板を重ねていますし、森脇投手も中継ぎから登板機会を得ています。即戦力として層があまり厚くないチームにとって、まとまった投球ができる選手はやはり魅力があります。

 

 今年、社会人三年目を迎え、さらに経験を積むことができ、都市対抗などで実績を上げた場合、岡野選手は充分指名される可能性があります。東芝は今年の都市対抗出場を既に決めていますし、これからも目が離せない選手になりそうです。

 予想としては年齢も考慮し、三位指名だと予想します。

 

以上!お読みいただきありがとうございました!

 

メジャーリーグ・カブスのバントシフトは有効なのか?

こんにちは!東のうなぎです。

久しぶりのブログ更新となります。。。 ドラフト候補の記事も活発に書いていきたいのですが、主が忙しく、、、

 

と、そんなことはさておき、今回はメジャーリーグで見られたバントシフトについて簡単に考察していきます。

no title

 ネットの拾い絵ですが、こちらがランナー一塁のケースでメジャーリーグカブスがとったバントシフトになります。

 

何かがおかしい、、、

野球を少しでも知っている方でしたら、異変に気が付くと思います。

 

「投手の隣に誰かいる、、、」

 

 このシフトで特徴的なのはファーストを投手の横に守らせ、セカンドが1塁ベースにいる点です。

 一般的なバントシフトでは、投手の牽制に備えてファーストは投手が投球モーションに入る直前までファーストベースにつき、投球と同時に打者に向かってチャージをかけます。その際セカンドはファーストが前進し、バントがなされた場合、一塁ベースに入り送球を待ちます。つまりこのシフトでは最初からファーストがチャージをかけた状態で、セカンドを一塁ベースに置いているということです。投球とともにファーストとセカンドが動き出すシフトは、動き出すタイミングが遅ければ二塁でランナーを刺すことが難しく、さらに投手がボールを投げた場合はもう一度最初の守備位置に戻り再びチャージをかけるために疲労もたまります。その点においてこのシフトはよりランナーを先の塁でアウトにする、野手をバントの際に過度に疲労させないために考案されたものなのでしょう。

 

 一方でこのシフトには欠点があります。野球規則によって捕手用ミット(公認野球規則1,12)、一塁手用ミット(同1,13)とその他のグラブ(同1,14)については大きさに規定があり、例えば捕手用ミットでショートを守ったりはできません。反対に普通のグローブでキャッチャーやファーストの守備に就くことはできます。これについて投手のボークのようなペナルティはありませんが、審判の指示で正しいグローブに取り換えさせることになります。

 このシフトの場合、ファーストが投手の横につくためファーストとセカンドの守備位置が逆転するような形になります。そのためファーストミットを取り換える必要があります。一般的にあまり守備がうまくない選手が守るファーストが、さらに不慣れなグローブを使いプレーすることになりますので守備能力には不安が残ります。

 さらにシフトの裏を狙うプッシュバントを除いてバントをしようとする打者は基本的に線際を狙います。そのためあらかじめシフトを引いていてもファーストは送球したい二塁ベースと反対方向に打球を取りに行く必要があり、むしろ送球に時間がかかってしまうでしょう。このような理由からこのシフトにはあまり効果は見込めないのではないでしょうか。カブスの監督は奇策好きで知られるジョー・ゴードンであり、こういった新たな取り組みを今後も試していきそうですね。

 

 このシフトではファーストがいる位置にセカンドを置く場合はどうなのでしょうか。ファーストとセカンドの位置を逆転させず、セカンドをそのまま定位置から前に持ってくるシフトならば有効となるでしょうか。これならばグローブの取り換えやファーストの守備力などを考慮せずに済むことになり、動きが俊敏な選手の多いセカンドにバント処理をさせることができます。8番、9番やプロ野球ならば投手が打者であり、確実にバントをしてくるであろう場面ならばこのシフトは高い効果を示すことでしょう。十分に実用する価値があると考えます。

 

 以上が今回カブスがとったシフトについての簡単な考察になります。本当は過去のバントがされたケースでの打球方向のデータをもとに考えるべきなのですが、省いてしまいました、、、

 バスターを仕掛けられた場合、本来セカンドが守る範囲がガラ空きになってしまうのと、セカンドが強烈な打球が来た時に危険にさらされることが簡単に想像できますが、100%バントが来る場面で一試合のうち最も重要な場面でしかけるならばかなり有効な手となることでしょう。皆さんも自チームで試してみてはいかがでしょうか。

 

以上、お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

~2019年ドラフト候補を勝手に予想・紹介~ 第二回 郡司裕也 捕手 慶應義塾大学

こんにちは!東のうなぎです。

 日本シリーズ日米野球も終わってしまい、残りはFA選手の移籍動向のみで野球のシーズンが終わってしまいます。プロ野球のキャンプが始まるまで何をしていればよいのか… そうだ!来年のドラフトを考えよう!笑

第一回はこちら

east-unagi.hatenablog.com

 第二回 郡司裕也 捕手 慶應義塾大学  右投げ右打ち

www.youtube.com

 第二回は慶應義塾大学の扇の要、郡司裕也選手です。高校は仙台育英高校出身。第97回全国高校野球選手権で準優勝を果たした際に、今シーズンまでオリックスに在籍していた佐藤世那投手とバッテリーを組んでいました。その後U-18代表に入り、慶應義塾大学進学後も一年秋からレギュラーの座をつかんでいます。

 特徴は強肩強打。高校では4番をうち、大学進学後も下級生の頃からクリーンナップを担っています。また、新チームでは主将に就任しここ数年躍進する慶應義塾大学硬式野球部を引っ張ります。慶應の投手陣がここ数年で飛躍していることは雑誌にもよく取り上げられています。最新の機器を用いて回転数や軸を計測したり、スピードガンで球速を常に意識することで意識を高めているそうです。その躍進の陰に郡司裕也あり、という感じですね!

 3年春リーグでは3割6分をマークしてますが秋は2割7分まで数字を落としています。プロでは打てる捕手が不足しているなかで郡司選手はその枠に入ることが期待される逸材です。4年生進級後のリーグ戦の打撃成績で大きく指名順位が変わることがありそうです。他の捕手では大学代表入りしている関西大学の海野隆司選手などが捕手のドラフト候補となりそうですが、豊作というわけではないのでプロ志望届を提出すればまず間違いなく指名されるといっても過言ではない選手です。

 

 各球団の補強ポイントと照らし合わせると、横浜や広島が上位で獲得するのではないでしょうか。

 横浜の捕手陣は伊藤選手をオリックスバファローズからトレードで獲得したとはいえど正捕手は不在です。というよりも山本祐大選手(1998年生まれ)から嶺井博希選手(1991年生まれ)の間の年代に捕手がいないことが問題だと考えます(中日も同じように年代に偏りがあるのですが捕手の人数を見ると上位で捕手を獲得するとは考えにくい)。郡司選手も1997年生まれなので山本選手と一つしか変わらないのですが、アマチュアでの経験を加味しても数歳上のような落ち着きのある選手です。山本選手は捕手としてはまだ育成段階なので計算がしにくく、捕手として一軍を張るようになるのはまだ3年程度かかると思われますが、年の近い郡司選手が入ることで相乗効果も生まれるでしょう。来シーズンの伊藤選手、嶺井選手、戸柱恭孝選手の3人のスタメン争い次第で郡司選手の一位指名もあり得ると予想します。

 

 一方広島は正捕手をようやくつかんだ曾澤選手が1988年生まれ、頼れる石原選手はもうベテランです。その下に磯村選手(1992年生まれ)、黄金ルーキー中村奨成選手が控えます。広島は今年2人の支配下捕手がチームを離れるので層も薄くなってしまいました。さらに期待の大きい坂倉将吾選手は丸選手のFA移籍の影響で外野手へのコンバートが濃厚です。中村選手が何年で一軍のスタメンの座をつかむようになるか、というところがかなり大きくなってきます。といっても中村選手がいる手前、郡司選手を含め捕手を一位指名するとは思えませんが2位で取れれば万々歳というところでしょう。

 その他、捕手が固まっていない球団がいくつかありますが、若く経験を積ませている捕手がいますので(名前を出すと、オリ→若月選手、ハム→清水選手)上位、具体的には2位までに捕手を取りたいと考えそうなのは横浜と広島だと予想しました。

 答えは来年のドラフトまでわかりませんが、一人の野球ファンとして郡司選手の活躍を期待しています!

以上!お読みいただきありがとうございました!

 

 

~2019年ドラフト候補を勝手に予想・紹介~ 第一回 飯田晴海 投手 新日鐵住金鹿島

こんにちは!東のうなぎです。

 日本シリーズ日米野球も終わってしまい、残りはFA選手の移籍動向のみで野球のシーズンが終わってしまいます。プロ野球のキャンプが始まるまで何をしていればよいのか… そうだ!来年のドラフトを考えよう!笑

 第一回目 飯田晴海 投手 新日鐵住金鹿島

www.youtube.com

 飯田投手は常総学院から東洋大学を経て新日鐵住金に2018年入社した選手です。来年解禁年となります。東洋大学時代もプロ志望届を提出していますがこのときは指名漏れ、社会人からのプロ入りが期待されます。

 野球マニアの方なら覚えていらっしゃると思いますが、高校のときから好投手として有名な選手で第95回全国高校野球選手権大会では圧巻のピッチングを見せています。惜しくも2点リードで迎えた9回に足をつってしまい無念の途中降板をしてチームもその後逆転負けをしてしまいましたが、このときの相手校がこの年の優勝校である現西武ライオンズ高橋光成投手が当時エースの前橋育英高校でした。野球にタラレバはないと言いますが、おそらく足をつることなく投球できていれば常総学院がこの年甲子園を優勝したと私は思っています。

 東洋大学に進学後も実績は充分。東都リーグで最優秀投手を獲得したり大学日本代表にも選ばれています。

 特徴は強い足腰を使った正確なコントロール。大学まではおそらく球威不足から世代トップの評価を受けることはなかったのですが社会人ではストレートで空振りを取ることができており、年々球威も増してきています。変化球の出し入れもうまく、ここぞという場面でギアを変えることもできるのでプロではリリーフ起用になるかもしれません。

 課題は、球速になるでしょう。今の野球界では球速がインフレしており150キロを出しても指名されないことはザラです。飯田投手の最速はおそらく150キロに到達していないので球の遅いタイプになってしまいます。今年のドラフト一位指名投手をみると松本航投手、甲斐野央投手、上茶谷大河投手、吉田輝星投手は最速150キロを超えており、高橋優貴投手がぎりぎり届くか届かないかというラインです。高橋投手が左腕であることを考えると右投手なら150キロは当たり前の世界になってくるでしょう。

 

 飯田晴海投手を第一回目に紹介したのは私がこの投手が好きだということにつきます笑。フォームがとてもきれいで四球で自滅することもない素晴らしい投手です。予想は二位指名!答えは来年にしかわかりませんが楽しみにしています!

 というわけで第一回~2019年ドラフト候補を勝手に予想・紹介~は飯田晴海投手(新日鐵住金鹿島)でした。お読みいただきありがとうございました!

2018年ドラフト会議を考察してみる(横浜DeNAベイスターズ 後半)

こんにちは!東のうなぎです!

2018年10月25日(木)プロ野球ドラフト会議が行われました。

一か月たった今、改めて横浜DeNAベイスターズの指名結果についていろいろ考えてみたいと思います。今回は後半、五位指名以降の選手を紹介します!

 前半はこちら!

east-unagi.hatenablog.com

 

 

五位指名 益子 京右 捕手 青藍泰斗高校 右投げ右打ち

www.youtube.com

 五位指名は、甲子園未出場ながら強肩強打を期待される逸材、益子京右選手です。

 青藍泰斗高校といえば、昨年中日ドラゴンズに二位指名された石川翔投手に引き続き二年連続の本指名選手輩出となります。石川投手もインタビューなどを見る限り負けん気が強く自分をしっかり持っているタイプでしたが、益子選手も上記映像からプロへの強い意志をうかがうことができます。高卒捕手ですから長いスパンでの育成となりそうですが、今年高校卒業後一年間独立リーグでのプレーを経て入団した同じくDeNAの山本祐大選手も一年目で一軍デビュー初ホームランを飾っていますのでスタメンとまではいかなくとも益子選手も早く一軍でプレーする姿が見られるかもしれません。

 さて、DeNAの捕手事情ですが人数は益子選手を合わせて支配下登録に6人。今シーズン出場が多かった伊藤光選手が来年で30歳、嶺井博希選手が28歳、戸柱恭孝選手が29歳を迎えます。他三人のうち西森選手はDeNAの中では中堅からベテランに入りレギュラーを争うというより二軍で若手に経験を伝えるような役回りになりますので、山本選手と益子選手が主に二軍の捕手を回す形になります。20代半ばの年齢の選手がいないため歪な年齢層となっていますが、球団としては問題と思っていないのでしょう。個人的には来年のドラフトで大卒、社会人の捕手を上位指名してもよいと思います。現時点では慶応大学3年の郡司選手が上位候補でしょうか。

 

六位指名 知野 直人 内野手 アルビレックス新潟BC 右投げ右打ち

www.youtube.com

 六位はアルビレックス新潟BC、知野直人選手です。アルビレックス新潟BCは独立リーグであるBCリーグに所属しているチームです。知野選手は高校卒業後二年間このチームでプレーしての入団になりますので、来年で21歳を迎える若い選手です。高校は第一学院高校という通信制のところになります。正確には高校三年生の途中まで某野球強豪校に在籍していたようですが、一度学校をやめて高卒認定を取得した経歴をもっています。アルビレックス新潟BCに練習生として入団してから力をつけ昨年もドラフト候補でしたが、一年越しで今年無事に指名を勝ち取っています。

 特徴は走攻守三拍子そろった遊撃手であること。プロとの交流戦でも活躍を見せています。独立リーグでのデータではエラーが多いようですが、守備範囲が広い選手のほうがエラー数が多いことなど数値だけでは見ることのできない部分があるので実際に見てみないと、という印象です。

 指名ポイントとしては二位指名の伊藤選手と同じく右打ちの内野手であることでしょう。DeNAでは大河選手が同学年になりますのでまずは二軍の遊撃手争いからスタートし、結果を残したほうが一軍デビューという形になりそうです。まだ若い選手なので現遊撃手レギュラーの大和選手が衰えてくるであろう三年後くらいに大きな華を咲かせることが期待されます

 

育成一位指名 宮城 滝太 投手 滋賀学園高校 右投げ

www.youtube.com

  育成一位は滋賀学園高校、宮城滝太投手です。正直指名されて調べるまで名前を存じませんでした... ドラフト候補選手は大体雑誌や動画で目を通したり、大学生なら高校時代の印象まであったりするのですが不覚でした。滋賀学園高校はここ数年甲子園に複数回出場するなど知名度をあげてきていますね。昨年選抜での福岡大大濠高校との熱戦は記憶に新しいです。さて、宮城選手は 身長180㎝を超えていながら体重は70キロ程度という素材型のようです。まさに育成ロマン枠です。タイプとしてはDeNAルーキーの北海高校出身坂口投手に似たものを感じます。DeNAの育成枠は選手こそ少ないものの粒ぞろいの印象があります。一方育成という枠の関係で支配下登録への壁や三年までしか育成登録を継続できない点などがありますが、笠井投手や田村投手が支配下登録されたようにチャンスは十分にあります。伸びしろに期待です。

 

総括

 最後に全体を総括したいと思います。今年のDeNAのウィークポイントは、①先発陣の乱調による先発不足、主に右腕。②捕手を固定できない。③右打ちの打てる内野手がいない。という点だったように思えます。厚い外野手陣に新外国人ソト選手が加わったことで梶谷選手のケガによる離脱の影響を少なく抑えることができたことなどシーズン前の構想から誤算であっても対処できた点はウィークポイントには入れていません。

 右腕不足に関しては一位で上茶谷投手を指名でき、アマチュアでの経験豊富な大貫投手を指名できた点からドラフトでの補強はまずまずだったと思います。個人的には、より完成度の高い松本航投手(日体大→西武ドラフト一位指名)を一位指名予想していたのですが、結局競合になっていたことを考えると前評判の高い上茶谷投手を指名できたのは大きいと思います。即戦力というよりは何年かかけて育てる投手だと私は思っているので新人年は勝ち星よりも登板数やイニングに注目すべきだと考えます。将来的には井納投手のように勝ち星こそ伸びずとも多く試合を作るイニングイーターになることを予想します。

 次に捕手ですが、こちらはドラフトでの補強よりも現戦力で競い合うとともに伊藤選手がDeNAの投手との関係を深めることのほうが先決であり、即戦力の指名に踏み込まなかったということでしょう。益子選手も捕手での出場よりも打撃を活かした代打起用のほうが先になるでしょう。捕手の人数や層としてはやや薄いため、来年は大卒、社会人卒もしくは超高校級の逸材がいれば上位で指名する必要があると思います。

 最後に右打ちの内野手という点では二位の伊藤選手、六位の知野選手の指名で万々歳といってよいでしょう。全日本大学野球選手権での伊藤選手の活躍を見る限り、強引に振るタイプではなく近いポイントでとらえることもできるので機会があれば一年目から活躍するのではないでしょうか。予想はセカンドと代打での出場で10本塁打、ルーキーの中で一番の活躍を見せると思います。知野選手も知名度は決して高くありませんが高い技術をもった選手ですので一年目から少しずつ出場を増やしていってほしいです。

 結論としてはドラフト完璧!横浜優勝\(^o^)/

 ということにしましょう笑 ポジってこその横浜ファンです笑

以上!お読みいただきありがとうございました!