東のうなぎの日記

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2018年ドラフト会議を考察してみる(横浜DeNAベイスターズ 前半)

こんにちは!東のうなぎです!

2018年10月25日(木)プロ野球ドラフト会議が行われました。

一か月たった今、改めて横浜DeNAベイスターズの指名結果についていろいろ考えてみたいと思います。今回は前半として一位から四位指名の選手までを紹介します!

後半はこちら!

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一位指名 上茶谷 大河 投手 東洋大学 右投げ右打ち

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 京都学園高校から東洋大学へと進学し、先発として活躍。入団後も先発として活躍が期待されています。身長は181cmとプロとしては平均くらいです。

 指名はドラフト前から報道で出ており、報徳学園の小園選手か東洋の上茶谷投手のどちらかという感じでしたね。DeNAの右の先発というと、井納翔一投手が筆頭にあがり、ウィーランド投手、今シーズン躍進した京山将弥投手、そして飯塚悟史投手などが続いていきます。しかしチームを支えてきた井納投手は来期で34歳を迎え、京山投手、飯塚投手はまだ1シーズンフルで一軍を経験していない選手です。ウィーランド投手が今シーズン限りでチームを去るという報道もあります。一方、左腕では今期は精細を欠いてしまいましたが今永翔太投手、石田健大投手、濱口遥大投手、そして10勝をあげたルーキー東克樹投手がいることを考えると右の先発はウィークポイントでした。

 二年前、現中日の柳裕也投手を一位指名した時(このとき競合で外し、濱口投手を指名しています。)から右投手事情は変わっていないので、上茶谷投手はまさにのどから手が出るほど欲しかったタイプといって間違いないでしょう。大学での投球を見る限り、荒れるタイプではなくしっかり試合を作ることのできる投手であるように思えます。来年は勝ち星よりも投球回数が重視されるのではないでしょうか。

 

二位指名 伊藤 裕季也 内野手 立正大学 右投げ右打ち

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 二位は日大三高校から立正大学に進学し、内野手として活躍している伊藤裕季也選手です。つい先日まで行われていた全日本大学野球選手権でも決勝での豪快なホームランを含め2本のホームランを放っています。タイプとしては中距離から長距離、DeNAでは宮崎敏郎選手や今シーズン途中まで在籍していた白崎浩之選手に近いでしょうか。

 指名ポイントは打撃の良い右打者であるという点です。昨年初の首位打者を獲得した球界屈指の打撃技術をもつ宮崎選手は今年で30歳、もともとケガの多い選手ですので二年続けて規定打席に到達したとはいえバックアップのできる選手がほしいところです。DeNA内野手はファーストを守るロペス選手、今年ホームラン王を獲得したソト選手を除いて一軍に左打者が多く、昨年FA移籍で獲得した大和選手は守備走塁がウリの選手ですのでタイプが異なります。ここに伊藤選手が入ることで左右バランスよく打者を並べることができます。現在、大学ではセカンドを守っていますので柴田竜拓選手や倉本寿彦選手と相手投手の左右に合わせて併用するところからスタートするのではないでしょうか。10本塁打以上打つことを期待しています。

 

三位指名 大貫 晋一 投手 新日鐵住金鹿島 右投げ右打ち

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 三位は大貫晋一投手です。日本体育大学から新日鐵住金鹿島に就職、社会人野球で三年間プレーしています。日体大時代から注目されていたようですが、線の細さが懸念され、来期プロ一年目を26歳で迎える比較的遅い入団となりました。

 大貫投手もタイプとしては一位指名の上茶谷投手と同じく右の先発投手です。多彩な変化球とコントロールを武器とした試合を作ることのできる投手ではないでしょうか。前述のとおりプロ野球選手としては細身ですが、社会人では先発で長いイニングを投げているので心配はいらないでしょう。

 社会人卒の右腕というと昨年ドラフト4位で入団した齋藤俊介投手も即戦力としての入団でしたが今シーズンはケガで活躍できませんでした。大貫投手と齋藤投手で同じ社会人卒選手として競い合いながら活躍をしてほしいです。

 

四位指名 勝又 温史 投手 日大鶴ケ丘高 右投げ左打ち

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 四位は、日大鶴ケ丘高校の勝又温史投手です。三年夏の東京都大会では決勝で日大三高に敗れ甲子園出場は果たすことができませんでしたがMax150キロを超すストレートと鋭く曲がるスライダーのコンビネーションでスカウトから高い評価を受けていました。打っても高校通算本塁打30本超の強打者ですが投手指名ですのでプロでは投手一本で挑むのではないでしょうか。

 一番の特徴は躍動感のあるフォームから繰り出すスライダーです。映像を見る限り変化の大きいスライダーとストレートとあまり変わらない球速で小さく変化するスライダーの投げ分けているように思えます。

 一見アーム投法に見えますがトップが出来上がるタイミングが遅れているわけではありませんので大きな改善は必要ないと思います。投球時のリーディングアームであるグローブ側の手大きく旋回されることでフォームの重心が少しずれるためコントロールが乱れることがありますので、その点はプロに入ってからの修正ポイントになりそうです。

 

今回はここまでで続きは 後半 に紹介します!

以上!お読みいただきありがとうございました!